星の数より先に見る欄が4つできました。比較記事14本ぶんの下調べでわかったこと

比較記事を14本書きました。掲載した商品は75。候補として開いて見送ったものを入れると、その倍は見ています。

始めたころは、商品ページを開くとまず星の数を見ていました。次にレビューを上から読んで、良さそうなら買う。たぶん多くの人と同じです。

いまは順番が変わりました。星より先に見る欄が4つできて、それが全部、価格の下や「商品の詳細情報」の奥にある地味な場所にあります。

1. メーカー欄

長期保存水を調べていたときのことです。売れ筋の2商品の商品ページを並べて読んでいたら、書いてあることがほとんど同じでした。

産地も、水の硬度も、ボトルの厚みの説明も、そして詳細情報のメーカー名まで一致していました。違うのはブランド名と、保証している保存年数と、価格だけ。しかも安いほうが1年長く保つ、という並びでした。

パックご飯ではもっと分かりやすい形で出てきました。ひとつのブランド名の下に、3つの会社の製品が混ざっていたのです。同じロゴの箱でも、中身を作っている会社が違う。

ブランド名は「誰が作ったか」を教えてくれません。教えてくれるのは、ページのいちばん下のほうにある「メーカー」の1行です。

2. 「1個あたり」の小さな表示

これは自分の発見ではありません。Amazonが価格の隣に、最初から書いてくれていました。

パックご飯の商品ページで、入り数を切り替えると1個あたりの価格が変わります。10個入りが1個あたり134円、120個入りが147円。まとめ買いのほうが13円高い、という並びでした。

同じページの中で、Amazon自身が計算して併記している数字です。私はその隣で電卓を叩いていました。

ただし単位は商品によってばらばらです。1個あたり、1食あたり、100gあたり、1回あたり。だから比べるときに揃えるのは、やっぱり自分の仕事でした。

3. バリエーション欄

入浴剤も、猫砂も、衣類の防虫剤も、コーヒーも、たいてい同じ商品ページの中でサイズや香りやセット数を選べます。

ここで単価が変わります。しかも一方向ではありません。大きいほど安くなる商品もあれば、小さいほうが安い商品もある。

だから「この商品は高いな」と思ったとき、別のブランドを探しに行く前に、同じページのサイズ違いを見ると解決することがあります。私はしばらく、これを知らずに隣の商品と比べていました。

4. 期限がいつから数えられているか

「5年保存」「15年保存」と書いてあるとき、その5年や15年は製造日から数えられています。買った日からではありません。

簡易トイレを調べていたら、15年保存の商品を2026年7月に受け取った人の使用期限が2040年7月だった、という報告がありました。手元に来た時点で、すでに1年ぶん減っています。

これは商品の問題ではなく、流通に時間がかかるという当たり前の話です。ただ、備蓄のように「置いておく期間」を買っている商品では、この1年が効きます。

親切なメーカーはそこまで書いています。長期保存水には「製造から7年間の賞味期限を保証し、購入後6年以上残る状態で出荷する」と明記している商品がありました。ドリップコーヒーでも、ドトールは製造日より12ヶ月、AGFは製造日から390日と、メーカーによって基準が違いました。

書いてある場所は、たいてい商品説明の後半か、レビューの中です。

それでも星は見ます

誤解のないように書いておくと、星やレビューを見なくなったわけではありません。順番が変わっただけです。

先にこの4つの欄で候補を2つか3つに絞って、そこから低評価レビューを読む。この順番にしてから、迷っている時間が短くなりました。

星は「他の人がどう感じたか」で、4つの欄は「誰が作って、いくらで、いつまで使えるか」です。感想より先に事実を見る、というだけの話でした。

面白かったのは、全部小さい文字だったこと

この4つに共通しているのは、どれもページの主役ではないところです。大きく出ているのは商品名と価格と星で、メーカー名も、1個あたりの数字も、期限の起算点も、小さい文字で書かれています。

隠されているわけではありません。ちゃんと書いてある。ただ、読まれる前提の大きさでは書かれていない、というだけです。

買う前の30秒でできることなので、次に何か買うときに、価格の下あたりを一度見てみてください。だいたい何か書いてあります。

数字の内訳を置いている記事

防災まわりの備蓄については、非常食・簡易トイレ・保存水をマガジンにまとめています。

この記事が次の買い物で役に立ったら、スキで教えてもらえると次の調査の励みになります。同じ調べ方で日用品の比較を続けているので、フォローしておくと新しい記事が届きます。

この記事を書いた人

ものしらべ|低評価レビューまで読んでから買う人。

日用品と消耗品の比較を、低評価レビューの争点分析と単価換算つきで出しています。次は、まとめ買いで単価が上がる現象が他のジャンルでも起きているのかを調べる予定です。

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